はじめに
「東京都で老人ホームを探したいけれど、実際いくらかかるのか?」
これは多くの方が最初に抱く疑問です。
老人ホームの費用は、入居一時金と月額費用の2つに大きく分けられます。
さらに、エリア(23区か多摩か)、施設の種類(介護付き・住宅型・サ高住など)、立地条件によって大きな差があります。
この記事では、東京都の老人ホームの費用相場をわかりやすく表にまとめ、施設タイプ別・エリア別に徹底解説します。
初めての方でも「自分たちに合った予算感」をつかめるよう構成しています。
東京都における費用の基本構造
老人ホームの費用は大きく2つに分かれます。
- 入居一時金(初期費用)
- 入居時にまとめて支払う費用
- 0円〜数百万円と幅広い
- 最近は「ゼロ円プラン」も増えている
- 月額費用(毎月の支払い)
- 家賃・食費・管理費+介護サービス費
- 東京都の平均は 15万〜35万円
東京都の老人ホーム費用相場(施設種類別)
まずは種類ごとの相場感を整理します。
施設の種類 | 入居一時金 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|---|
介護付き有料老人ホーム | 0〜500万円 | 20万〜35万円 | 介護度が高い方も入居可能。費用は最も高め。 |
住宅型有料老人ホーム | 0〜300万円 | 15万〜30万円 | 自立〜軽度介護者向け。外部介護利用。 |
健康型有料老人ホーム | 0〜200万円 | 15万〜25万円 | 自立者専用。介護が必要になれば退去。 |
サ高住(サービス付き高齢者住宅) | 0〜50万円 | 10万〜25万円 | 安価で自由度高い。介護は外部契約。 |
👉 東京都内で 月額20万円以下 の施設を探すなら、サ高住や郊外の住宅型ホームが中心になります。
東京都の老人ホーム費用相場(エリア別)
同じ東京都内でも、23区と多摩エリアでは大きな差 があります。
エリア | 入居一時金 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|---|
都心部(港区・新宿区・世田谷区など) | 0〜1,000万円 | 25万〜40万円 | 設備や立地が良い。医療連携も強いが高額。 |
下町(足立区・北区・江戸川区など) | 0〜200万円 | 18万〜28万円 | 比較的リーズナブルで選びやすい。 |
多摩エリア(八王子・立川・町田など) | 0〜100万円 | 12万〜22万円 | サ高住中心。低価格帯の選択肢が豊富。 |
東京都で費用を抑える3つのポイント
- サ高住や住宅型を検討する
→ 入居一時金が少なく、月額も抑えられるケース多数。 - 多摩エリア・郊外を狙う
→ 同じ東京都でも郊外に行けば5〜10万円安くなることも。 - 入居一時金ゼロ円プランを選ぶ
→ 初期費用を抑えて月額払いに切り替える方式。リスク分散にもなる。
老人ホームの費用に含まれるもの
- 家賃(居室使用料)
- 食費(1日3食+おやつ)
- 管理費(水道光熱費、共有部分の維持費)
- 介護サービス費(介護度に応じて変動、介護保険利用分を含む)
- 医療費(自己負担)
👉 特に注意すべきは「介護サービス費」。
要介護度が上がると月額が 5万〜10万円増える こともあります。
費用比較のチェックリスト
- 入居一時金の有無と返還制度
- 月額費用の内訳(家賃/食費/介護費用)
- 追加費用(オムツ代、医療費、イベント費など)
- 将来的な費用変動(介護度が上がった場合)
東京都の補助制度も確認
- 介護保険制度 → サービス費用の1〜3割負担で利用可能
- 高額介護サービス費制度 → 上限を超えた分は払い戻し
- 医療費助成(高齢者医療制度) → 医療費の自己負担軽減
👉 費用を比較する際は、公的制度を活用することで大幅に軽減できるケースがあります。
まとめ
- 東京都の老人ホーム費用は、月額15万〜35万円が目安
- サ高住や多摩エリアは低価格帯、都心部は高価格帯
- 初期費用を抑えるなら「入居一時金ゼロ円プラン」がおすすめ
- 将来を見据えて「介護度が上がった場合の費用」も必ず確認すべき
👉 まずは複数の施設の 資料請求・見学 をして比較検討してみましょう。
【資料請求はこちら(ASPリンク予定)】
関連記事
- 👉 東京都で選ぶ!有料老人ホーム・サ高住の種類と特徴まとめ
┗ 東京都で選べる老人ホームの種類と特徴を比較。介護付き・住宅型・サ高住の違いを整理しました。 - 👉 東京都の老人ホーム入居条件まとめ|年齢・介護度・医療体制・保証人まで解説
┗ 年齢制限・介護度・医療依存度・保証人など、入居前に必ず知っておきたい条件を解説。 - 👉 東京都の老人ホーム制度と補助金まとめ
┗ 東京都独自の補助制度や介護保険を活用して、費用負担を軽減する方法を紹介。
コメント